2010/03/01

伝統の和菓子は家族で守る 仲町製菓

洋菓子全盛の今の時代、その流れに逆らって、伝統の味を今までもこれからも私達に伝えてくれるお店は多くはありません。そしてそういう素晴らしいお店の多くは、地方の都市にあったりします。

知らなければ、通り過ぎてしまうような商店街の通りの一角にある、小さな和菓子屋さん。

実はそこで、感動するほど美味しい味に出会えることがあるのです。


仲町製菓


豊後大野市犬飼町にある小さな和菓子屋さん。過去、菓子の賞を総なめにしてきた、多くの伝統菓子に思わず食べまくっちゃいました!!


 

仲町製菓はあの鮎の形のお菓子で有名です。それだけでどんな菓子なのか、思いつく方もいるでしょう

どんな店構えなのか!?と思いきや、意外と庶民的な開放感のあるお店。大きなサッシ型の入り口が入り安い店舗のように感じさせてくれます。


こういった地域に密着した老舗店舗の場合、地元のお客様とのお付き合いは非常に重要です。ですが、それは実は特別なことではなかったりします。なぜならここが仲町製菓の店舗であって、仲町一家の実家だからです。つまり当たり前の近所付き合いが、地元のお客様との大事な交流の場になっているということなのでしょう。

実際にお客様対応していた奥様は、非常に気さくな方で、私達も大歓迎してくれました。

さて、その店舗内には大きなショーケースがあり、そこには多くの歌詞が並んでいました。さすがは有名老舗店。見覚えのある商品もチラホラ。

奥様が装っていた詰め菓子セットの中から、一番人気だという商品を拝見。これが仲町製菓の代名詞的商品。その名も、豊後銘菓「若鮎」

ふっくらモチモチした外側の皮の正面には、勢い良く飛び跳ねる鮎の絵。しつこくない白あんが、口の中にあっという間に広がり、程よい甘さが口の中に残ります。お茶に合う菓子とは、まさにこの事ですね!

大分活性化宣言!が一押ししたい商品は、こちら!

「豊後柿の実」

濃い茶色の色使いで、そこには粉がまぶしてあります。包装を空けた途端に漂ってくる柿の匂いが、何だか懐かしくもあり、どこか爽やかな雰囲気にさせてくれます。

柿の味なんて、柿でしか表現できないと思いますよね。それな潰して入れてあるのかな?と素人丸出しの勝手な予想。

ところが…実際にナイフで四等分してみると…あの茶色っぽい外側の皮は、まさに正真正銘・本物の柿でした。

実はこの商品、干し柿の中に餡子と餅を入れているという、何とも変わった商品。ところが!?食べてみると、これが驚くほどの美味しさ。決して甘過ぎない味は、柿の風味と餡の甘さがうまくブレンドされた結果。
良くこんな商品を開発したものですよね。

ちょうどカウンターの奥では、ご主人と息子さんが大量に注文された柿の実を生産中。この機械化された世の中で、まさに今、我々の目の前で一つ一つ手作りされて行く様子に驚きました!

一つ一つの干し柿に丁寧に餡を込める姿を見て、「やっぱりヒット商品になるには理由があるんだなぁ」と思い、感心しました♪


大臣栄誉賞・菓子博栄栄誉賞・名誉金賞…菓子の賞を総なめにした、伝統の和菓子は、大正10年創業の老舗和菓子屋が作る、作り手の思いとアイデアの詰まった甘いお菓子でした☆




仲町製菓
豊後大野市犬飼町犬飼68-2
tel 097-578-0128
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日

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