2010/01/28
江戸時代発 白壁の平成版市営温泉 田の湯温泉
いよいよ10湯目!斬新な市営温泉
別府市内の共同浴場と言えば、昔ながらの雰囲気を大事にした昭和や大正のロマンを感じる浴場が多い事に気がつきます。
それが市営温泉となると、話はまた別。
綺麗に整備された浴場も少なくなく、だからと言って新しい温泉なのか?と言われると、答えはそうではありません。
本日紹介する市営温泉は、江戸時代の創設と言われ、数ある別府温泉の中でも、かなり古い方の温泉に入ると思われます。
『田の湯温泉』
数々の呼び名で地元の方に今なお愛される市営温泉。遠方まで聞こえるその名声は、一日中絶えない客足で確認することが出来ます。綺麗に整備された斬新なイメージの建物が印象に残った名湯でした。
田の湯温泉は別府駅の山側、つまり俗にいう裏口側ということになります。
付近は昔ながらの住宅街の様に感じましたが、違和感を感るのは、田の湯温泉自体のユニークな建物。
別府の温泉と言えば、公民館などと一緒になった古い情緒溢れる建物を連想しますが、ここは明らかに違います。
白壁に大きな三角形の屋根。その真ん中がくり抜かれた様な斬新なデザイン。
1999年に建て替えられたという田の湯温泉は、それはそれは立派な市営温泉。
利用しているお客様も、地元の方をはじめ、観光客など多種多様なようで、この日もかなり賑わっていました。
江戸時代の創設という歴史ある温泉は、上の田の湯、川の湯、野田の湯などという名称で大昔から親しまれていたそうです。
当時の田の湯温泉周辺は、田んぼばかりの風景だったようで、それでも遠方から多くの方がこの温泉に癒されに訪れていたらしく、畦道(あぜみち)の湯とも呼ばれていたのだそうです。
そんな背景を耳にした後、改めて考えると、今や別府市の中心部として賑わっている界隈の風景、そして田の湯温泉自体の斬新なデザインが興味深く思えてきます。
変わらないのは、田の湯温泉の泉質自体と、利用者の癒され方なのでしょうね。
さて、浴場の方はいたって素朴な感じ。
別府温泉らしく、角丸の長方形浴槽を真ん中に従え、特に変わったことがないことこそ、別府温泉の最大の素晴らしさであることが良く分かります。
もっとも湯の方は普通ではない熱さ(汗)ある意味これも別府温泉らしいのですが…。
とてもではありませんが、数十分も入れない私は、カラスの行水状態w
御覧の通り、温泉自体は無色透明無味無臭。人によっては黄色だったという感想を述べる方もいますが、これはタイルと光の関係でそう見えるだけと思われます。
炭酸水素イオンを含むという泉質は重い感じもしましたが、たぶん熱かったせいでしょう。
冬になると、この別府温泉の熱さが、心地よい時期になってくるのでしょうか?
たっぷり暖まった後、服を着ると、ドクドクと滝のような汗が流れて来ましたwやっぱり別府温泉は冬に入りたいですねw
田の湯温泉
【泉質】 炭酸水素塩泉
【効能】 神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・疲労回復など
【色・味・臭い】 無色・澄明・無味・無臭
【入浴料金】 100円
【営業時間】 6:30~22:30
「そのかみは 田んぼの中にありしといふ
田の湯の名まへ よろしかりけり…」
そもそも田んぼの中の素朴な温泉だった田の湯温泉。
今では斬新なデザインで観光客にも大人気の市営温泉です。
熱い湯で心も身体も癒してみませんか?












