2009/11/25
体を洗わず、心を洗う ラムネ温泉
長かった奥豊後温泉郷企画もついに残り一件となりました。
まとめ記事はまた別のエントリーで書くとして…本日そのトリを飾るのは、長湯温泉を象徴するあの施設です。
ラムネ温泉
炭酸泉のイメージを大事にした、名施設。観光客のハートを鷲掴みして離さない体に付着する泡達。ミーハー気分で行くも良し、湯治として利用するも良し。
ここに行かなきゃ、長湯は語れません!!
※この写真はクリックで大きくなります。
ラムネ温泉は、長湯温泉のメインストリートと芹川を挟んで向こう側に位置します。
どう見てもこの落ち着いた湯治場のイメージにそぐわない、垢ぬけた外観は、遠目でもすぐに気が付くことでしょう。
それだけ目立つ現代的な外観。これも実はラムネ温泉の大きな特徴の一つです。
高名な建築家の藤森照信氏が建築したラムネ温泉は、今では藤森氏の代表作にもなりつつある建築物です。
白黒のストライプが印象に残りますが、実はこの黒い部分の正体は「炭」。
焼き杉と漆喰が壁中に使われ、屋根には銅版が置かれるという斬新なアイデア。実はこれは日本古来の忘れられた建築方法なのだそうで、保存性も高いのだそうです。何よりお洒落ですよね♪
入口は腰をかがめて入ることになります。これもまた一興。
開けた館内は、少し広いロビーから。すぐに受け付けもあります。右側にはギャラリーが用意されていました。
ラムネ温泉は、あの大丸旅館の外湯。オシャレなイメージもそれを聞けば頷けます。
一旦外に出る感覚で、中庭に出ると、L字型に広がる浴場が目につきます。
中庭だけでも緑が一杯の落ち着ける空間。この中庭の色に白黒ストライプの壁が良く映えるんですよね。
手前が家族風呂。奥が大浴場。もちろん、私は大浴場を目指します。
今回は男湯のみを紹介しましょう。
浴槽も大きなL字型。まずは普通の温かい炭酸泉。42度と温度は高めです。
ここまでの長湯温泉の知識で、泡が付くタイプは温度が低いことは分かっていましたので、ここで先に十分に温まっておきます。
そしていざ、奥へ。
まるでビニールハウスの様なイメージに包まれたこの露天の浴場こそ、炭酸の泡が付くことで名高いラムネ温泉。
温度はさすがに低めの32度前後。外気が寒い時期には、こうしてビニールがひかれ、なるべく温度が低くならないように工夫されています。
じっと座っているだけで、体中に付着してくる泡の数々。もう説明の必要もはいですよね。
炭酸ガスは皮膚から体の中に容易に入り込みます。皮膚の血管が炭酸ガスによって開いて、多くの血液が体の隅々まで流れていく…こんな作用が「体にやさしいラムネ温泉」のカラクリとなっているのです。
気持ちが良いくらい泡が付着してくるのが分かります。
前回ここでも紹介した七里田温泉 下の湯と比べると、泡が小さめ。逆にそれが余計体に染み込みやすい気がして、体にいいのかな?とも思いました。やっぱり実際に体感すると、凄いですね。忘れられなくなる強烈なインパクトです。
館内の至る所で見られる注意書きには、なるべく体を洗わない様に…と見ることができます。
それだけ、この温泉の効果に自信があるということなのでしょう。もちろん、効果・効能は、様々な有識者によって実証済みの最高の湯治なのです。
実はこんな贅沢なラムネ温泉も、大丸旅館に宿泊したお客様なら、無料で利用することができるそうなのです。これは断然お得なシステム。
長湯温泉を象徴する洗練された外観と、誰もが認める本物のラムネ温泉。
『体を洗わず 心を洗う』
こんなキャッチフレーズを、無口で淡々と実証してくれる無数の泡達に、忘れられない癒しの時間をプレゼントされました♪
ラムネ温泉
オフィシャルサイト
竹田市直入町長湯温泉
TEL 0974-75-2620
入浴料 大人500円 小人200円
営業時間 10:00~22:00
定休日 毎月第一水曜日












