2009/11/24

杵築市の坂を歩こう!

俗に言う「天領」だった日田市、岡藩として情緒を現代に残す竹田市、多くの有名人物の名前が出てくる臼杵市…大分県には「城下町」「小京都」と称される都市が他にもいくつかあります。

そんな中で今回注目してみたのは、杵築市。
点在する市内中心部の坂は、城下町杵築を髣髴させるのに、十分な風景です。

今日は杵築市の中心部にある多くの坂を写真に収めてきましたので、披露したいと思います。
歩いてこそ、初めて分かる、杵築の良さを感じて下さい。



杵築市は武家屋敷を中心に、その街並み自体が観光地として名高い市です。
中心部には多くの坂道があり、階段になっているもの、滑らかな坂道など、その姿は様々。非常に印象に残る風情が目の前に広がります。

まずは国道213号線近くにある杵築バスセンターから、中心部に向かってスタート。
歩くこと5分弱。すぐに辿り付く最初のスポットは「北浜口の番所」。そこにあるのは番所の坂

番所とは俗に言う関所のようなもの。時代劇などでも良く耳にします。
ここで密輸入や不法入出藩を取り締まったのでしょう。
杵築市にはこのような番所が6箇所ほどあります。

坂道は意外と長く、勾配もあります。歩きがいのある坂ですね。

北浜口の番所からまっすぐ大原邸などを右手に見ながら歩くとすぐに次の坂、酢屋の坂が見えてきます。
数多い坂道の中でも、石畳の調和が最も美しく、人気の高い坂道の一つ。

角に酢屋があったことから、この名前で呼ばれるようになったと言われています。
ちなみに現在は味噌屋さんがありました。

そこから市役所までの道のりは歩いて5分ほど。
途中、左右にまだまだ多くの坂を見る事が出来ます。
こちらは岩鼻の坂
本来は綺麗な階段なのですが、取材時(2007年3月)は工事中でした。

その先には紺屋町の坂

さらに先にはひとつ家の坂
市役所までにはこんなにあるんです。

御覧の通り、一般の民家が軒を連ねる杵築市内の中心部。道路標識も当時は無かったわけで…何だか不思議な光景でもあります。
もちろん名前の付けられていない(正確には名前があるのかもしれませんが、知られていない)坂もたくさんありました。

少し戻って、岩鼻の坂の向かいにある飴屋の坂から南台武家屋敷沿いに歩いてみました。

飴屋の坂は近代的に整備されていました。
これはこれで、感じが良いですよね。

ここにある武家屋敷や近隣の旧邸などは、もうタイムスリップしたような感覚さえ覚えます。実際にその目で見ればこの意味が分かることでしょう。
良くある時代劇の舞台よりも、全然江戸時代を感じることが出来るはずです。本物なんですから当然ですよね。
この辺りのレポはまた別の機会に…。

市役所の後ろからグルっと一周したらきつき生涯学習館の前を通って、最後に勘定場の坂へと向かいました。

緩やかな傾斜に広い道幅。
これらは馬が通りやすいように工夫されているそうです。

見事に周りの風景とマッチした姿と、頂上から見下ろせる杵築市の姿で人気No1として名高い坂です。
ここからバスターミナルに帰ると、合計30分そこそこの、まずまずの広さ。問答無用に歩いて回るのをお薦めします。

車では気が付かない、杵築市の遊び心なども発見でき、健康的で良いですよ!!

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