2009/10/14
大分市のラーメンを語るなら… 清陽軒本店
53杯目、大分市のラーメンを語るなら…
昔ながらのラーメン店は、味はもちろん雰囲気にも注目しなければいけません。
また長い年月を経て、なぜ支持され続けるのか?その理由を食べながら実感できるのも、老舗店を訪問する際の楽しみの一つです。
『清陽軒本店』
大分市内のラーメン店を語る上で、避けて通れないほどの老舗人気ラーメン店。
店内に入った時点、スープを飲んだ時点、麺をすすった時点…様々なところで、懐かしい味を感じてもらえることでしょう。
後世にも長く続けてもらいたい、昭和の良き時代のラーメンをご紹介しましょう。
大分県庁のある遊歩公園の通り沿いに、黄色い清陽軒本店の看板があります。非常に目立つ大きな看板ですからご存知の方も多いでしょう。
また辺りに漂う獣臭が、何とも食欲をそそりますので、車で通っただけでも寄ってみたくなるお店です。
ちなみに駐車場はコンパルホールのある信号の向こう側にあります。この辺りはコインパーキングも多いので駐車には困らないでしょう。
お店に入ると、L字型が少し変わった大きなカウンターが目に付きます。その奥にはテーブル席が2~3。
特別変わった風景ではなく、ラーメン店に良くある光景ですが、開店直後の時間帯にも関わらず、親子連れを含め3組ほどの先客が既にラーメンを注文されていました。
本来ならカウンターが好みの私ですが、写真撮影のことも考え、今回はテーブル席に着席してみました。
最初に来たのはラーメン(小)。もちろんデフォルトのラーメン。大と小の2種類がありましたが、こちらは庶民的お値段の480円。
ほのかに香る獣臭に少し白みがかった多めのスープが、食べやすさと懐かしさを感じさせますが、スープをすすってみると予想通りの食感。
辛くはなく、重厚感と深みのあるどこか懐かしい感じのスープ。これならあっという間に完食できそうな食べやすさです。
麺は中細直麺。まろやかな噛みやすさが非常に特徴的。
スープを吸いこんでしまいそうな気もしまうので、早めに食べるのが基本なのでしょう。
軽めに振りかけられたコショウが、ちょっとしたアクセントとなって最後まで懐かしい感じを残しつつ、ものの数分で完食できました。
食べやすさと、どこかから湧いてくる懐かしさがとにかく印象的ですね。
代わってこちらはチャーシューメン(700円)。
ドンブリに蓋をするように盛られた多くのチャーシューは、癖のない味付け。
決してスープや麺を押しのけて主張することなく、絶妙なバランスで存在するために、一切れ一切れ違和感なくラーメンと一緒に食べることが出来ました。
さすがは老舗店の人気ラーメン。どれをとっても非の打ちどころのない、昔ながらの食べやすさが印象的です。
昭和30年代に、久留米のラーメン店の支店として登場した清陽軒本店。
半世紀以上に渡り、変わらない昭和の味を体感することが出来る貴重なお店として、深く印象に残りました。
ちなみに竹町にある同名の支店も、店主の血縁者らしいので、こちらにもチャレンジしてみなけれないけませんね!!
大分市のラーメンを語る上で避けて通れない清陽軒本店のレトロなラーメン。
獣臭やお店の外観からは考えられない懐かしい味付けは、ある一定の世代以上の方ならきっと外すことがないとんこつラーメンです。
昭和の良き時代のラーメンをすすって、小学生気分に帰ることができるなんて、そうそう味わえることではないな、と感じました。
最後に…現在営業時間が変更になっていますので、確認のうえご来店下さい。
清陽軒本店
大分市大手町1-1-6
TEL 097-532-6627
営業時間 11:00~15:00
定休日 火曜・第3土曜












