2009/10/09

文化のせせらぎを感じながら… 茶房 川端家

温泉に入った後、読書をしながら美味しいコーヒーや甘味を食べる。そんな癒しの空間があったら、いいとおもいませんか?長湯温泉には、そんな素敵な茶房が存在します。

茶房『川端家』

多くの人が、ここで癒され、文化を創り、受け継いできた、そんな癒しの空間をご紹介します。



川端家は大丸旅館に道路をはさんで隣接しています。
わざわざ大丸旅館の名前を出したのには理由があるのです。この茶房・川端家は、その大丸旅館の首藤オーナーが運営されているのです。
それだけに、醸し出す雰囲気は一流の非日常感。芹川と山々が織り成す風景にバッチリ溶け込んでいます。
参照記事:長湯一の有名旅館へ! 大丸旅館

店内はさらに落ち着いたイメージ。
ショーケースには、マイセンの高級そうなカップが並び、高価なものを大切に長く使おうというお店側の意図が、見受けられます。さらに奥に入っていくと、高級な調度品やテーブルや椅子。これなら、一日でも、寛いでいられそうです。

店の中にさりげなく置かれている調度品ですが、見れば見るほど素晴らしいものばかり。
朝倉文夫氏の作品や、お店の名前の由来にもなっている川端康成氏の自筆の手紙などなど…。また、店内には川端氏の著作を中心にたくさんの本が並べられています。

本来なら、お客様回転率を意識して、長居する客は疎ましく思うのが商売の常です。ですが、ここでは全くの逆。
「ここで、好きなだけ長く過ごしてほしい」という川端家の意図はいたる所で見て取れます。
涼しい季節には、芹川を見下ろせるテラスで一日本を読みながら過ごすお客様もいるのだそうです。

その芹川沿いのテラスが、このお店の最高のスポット。
眼下に川が流れる、芹川のせせらぎを耳にしながら、「非日常」を味わうゆったりした時間。これがもう最高の贅沢感。
こんな雰囲気の中で、飲むコーヒーは格別な一杯になること間違いなしです。もちろん清流で作るコーヒーがうまくないはずがないです。

コーヒーに合うお茶菓子と店長が紹介してくれたのが、写真のこの商品。
プルーンをラム酒で煮込んだものに生クリームを詰め込んで固めた、非常に手のかかった一品。
一口で食べず、少しずつ噛み砕きながら食べると、奥深いアーモンドの様な香りが口一杯に広がります。

もともと川端家大丸旅館の喫茶室という目的で誕生した休憩所。
宿泊の人はもちろん、日帰りで温泉に入ってゆっくり川端家でくつろぐもよし。川のせせらぎの音を聴きながら、ゆっくり時間を掛けて癒されるもよし。味わい深い文化に触れながら、ここで小説を書いて新しい文化を生み出すのもよし。
用途に合わせて、個人個人が好きなように使える…そんな素敵な空間に、あなたも触れてみませんか?

茶房 川端家
住所 竹田市直入町長湯7992-1
TEL 0974-75-2272

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