2009/10/05
縁の下の悪魔達 第五話
※この記事は2008年の1月に書かれたものです。
この三連休、首位・大阪との決戦を見に、ビーコンプラザに行かれた方も少なくないでしょう。
かくいう私も二戦目となる日曜日、試合会場に向かいました。
今年初めて触れ合った、チームを助ける縁の下。
この企画始まって以来、初となる、男性ボランティアにお話を聞いてきました♪

実はこの日は、別府市の成人式が同じビーコンプラザで行われていました。
そのせいもあってか、ビーコンプラザは試合開始前から、異常な雰囲気。
しかし、縁の下を支える彼らにとっては、成人式も正月もありません。
ボランティアに参加されている方は、女性が多い様です。これにはずいぶん前から気がついてました。
日本におけるプロバスケットリーグ自体のファン層も、そんな感じではないかと思うのですが、どうなのでしょう?
そんなこんなで、ここで紹介してきた、ボランティアの皆様も、女性が中心でした。
しかし今回は初登場となる、男性ボランティア。
彼の名前は野澤武尊(ノザワタケル)さん。21歳の学生さんです。
印象としては、男の私から見てもなかなかのイケメン。爽やかな好青年です。
愛媛県出身の野澤さんは、中学校からバスケをプレーしていました。
大分の大学に進学した彼は、ちょうど同じ時期にbjリーグ発足を耳にします。
「凄いことだ!と思い、興奮しました」 (野澤さん)
さっそく地元大分のヒートデビルズを応援すべく、初年度からブーストしていたのだそうです。
大学でもバスケチームに所属し、大分の社会人チームとして登録しているという野澤さんのポジションはポイントガード。
そんな理由もあり、ゲームを観戦する際は、与那嶺選手の動きに注目しているそうです。
三年目を迎える今季、野澤さんはある決意を固めました。
「もっと大分ヒートデビルズに踏み込みたい!」
そしてこの日、私が会った野澤さんは、会場で警備の仕事をされてました。
「最初はチームを応援したいという気持ちばかりでした。でもやっていくうちに、意識が観戦者の方へ傾いて来たんです。」
会場に来てくれている人達が、気持ち良く応援できるような環境を作り、観戦者・チームと一体となることを喜びたい、と彼は言っていました。
試合中も直立不動のまま、走っている子供たちに注意したりする野澤さん。本当に大変な仕事です。
「最初は中途半端な気持ちだったのかもしれませんが、リーダーの皆さんの意識の高さに触れ、段々自分の意識が変わっていくのが分かりました。」
選手が入場してくるゲート。多くのファンの皆さんが押しかけます。
目の前を通り過ぎていく憧れの選手たち・・・そんな中、揉みくちゃにされながらも、必死に選手が歩ける場所を確保する、彼の姿にその意識のカタチを見た気がしました。
現在教員免許取得のため、学業に励んでいる野澤さん、一番大変な時期に時間を惜しまず参加するその理由はいったい何なのでしょうか?
「MCが、『大分のブースターが一番アトゥ~イ』って言うでしょ?僕はあれが一番好きなんです。僕もアトゥ~イ仲間になれるように、チームやブースターを応援したいんです!」
そんな野澤さんも現在三年生。卒業間近の来年は、デビルズブループロジェクトに参加できるか分からないそうです。
ボランティアメンバーの皆さんの意識の高さ、気高さには常に脱帽状態の私ですが、今回初の男性スタッフにお会いして、さらにその思いを確信しました。
来年以降の事はまだはっきり決まってないと言われてましたが、田舎に帰っても、ヒートデビルズを応援したいという野澤さん。
君はどこにいようとも、誰が何と言おうとも『アトゥ~イ大分県民』です!!
※この記事は2008年の1月に書かれたものです。












