2009/07/01

華麗に舞った荒鷲達の雄姿 バレーボール競技

スポーツ王国・大分を象徴する四つプロスポーツチーム。
サッカーJリーグの大分トリニータ。バスケットボールbjリーグの大分ヒートデビルズ。フットサルのバサジィ大分。
そして、一地方の小さなプロ球団として、ある意味最も応援しがいがあるチーム、バレーボールVリーグのトップリーグ所属、大分三好ヴァイセアドラー。

彼らが、地元大分県のバレー界を背負って戦う、大分国体がついに始まりました。
場所は別府市、会場はビーコンプラザ。
熱狂のバレーボール競技を見てきました!!

※国体の競技会場では、写真撮影に厳しい規制が存在する競技もあります。大分活性化宣言!は報道として入場していますので、一般の撮影の際は競技場の案内に従い、十分にご注意ください。

※この記事に掲載している写真の多くはクリックで大きくなります。

Vリーグの試合が大分で行われたのは、昨年に関しては僅かに二試合。
今季は大分市を中心に四試合が予定されていますが、まだまだ大分県民が常に応援していけるような状況には程遠いとも言えます。
そんな大分三好ヴァイセアドラーの試合が、無料で見られるということで、この国体のバレーボール競技を楽しみにしていたファンの皆さんも多かったのではないでしょうか?

試合は第三試合だったのですが、会場は二試合目の途中から急激に観客が増え始め、大分チームの試合の時間には、空席を探すのも大変なほどの人気でした。
この戦いが初戦となる大分三好チームは、流れに乗って上位を目指したいところです。
一方の相手は、兵庫県代表のチーム。プロのトップリーグ所属選手が相手とあって、失うものがない相手は金星を狙って真剣の様でした。

試合開始早々から、エースでポイントゲッターの神田聖馬選手のスパイクが唸りを上げます。
我々は第一試合から見ていましたが、明らかに違うのは一つのプレーに対する、全選手の動き。
足を止める選手は誰一人なく、細かいポジショニングから、レシーブ・ブロックに至るまで、集中した選手の姿が目立ちました。

さすがは優勝候補!!
まさに圧巻のパワープレーで第一セットを見事に奪いました。
楽勝ムードまで漂い始めた第二セット。
凡ミスや相手の頭脳プレーから、流れは完全に敵チームへと移り始めました。

誰もがやきもきし始めた頃、チームに流れを呼び戻したものは、誰かのプレーではなく、「大きな声」でした。
リードされればされるほど、コート内に響き渡る選手達の大きな声。
それは、コート内の6人の選手に留まらず、ベンチの監督やサブの選手まで。

こうして、22点過ぎについに敵を捉え、焦る事無く第二セットを奪ったのです。
こうなると、大分チームの流れは止められません。
森岡選手のブロック、興梠選手の神懸り的なレシーブ、そして神田選手のスパイク。
躍動感溢れる荒鷲達の、打点の高いプレーは、度肝を抜かれるものばかりでした。
結果、1セットも落とす事無く、快勝。
トップリーグ所属のチームとしての意地とプライドが勝利を呼び込んだ…そんな印象を持つことが出来た試合でした。

試合終了後、大活躍を見せた神田選手にお話をお伺いしました。

「立ち上がりは少し緊張して硬かった様に思いました。第3セットは良かったですね。」

神田選手はまだ24歳という若鷲の代表格。将来を有望視される、押しも押されぬチームの日本人エース候補です。

「地元開催の国体で、県民の皆さんが盛り上げようとしている姿を間近で見てきましたから、大分県の代表として胸を張ってプレーしたいです。」

何とも、同じ大分県民として誇らしいセリフを聞くことが出来ました。

「今日の第3セットの様に、楽しくプレーすることが出来れば、結果は付いてくると思います。一生懸命頑張ります。」

と語ってくれた神田選手のユニフォームの左胸には、大分県の県章が光っていました。
日頃はチームのため、ファンのためにプレーする荒鷲達が魅せてくれた、大分県代表としてのプレー。

楽しく、激しく、そして華麗に、我々を魅了してくれました。
順当に行けば、明日の決勝戦でもう一つのVリーグ参加県と優勝を争うはずです。
勝っても負けても、彼らに大分県民としての誇りを感じることでしょう。
文句なしに、会場で試合を観戦することをお薦めします!!

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